ローマピンクとは?効果・料金・皮むけ・リスクを医師解説 | レディアンクリニック六本木
ローマピンクとは?効果の根拠・皮むけ・料金・リスクを医師が解説
ローマピンク

ローマピンクとは?効果の根拠・皮むけ・料金・リスクを医師が解説

読了目安 8分 監修 院長 奥村瞬

ローマピンクは唇・乳輪・外陰部などに専用セラムを塗布し、ホームケアを続ける美容施術です。公式案内では7〜10日前後の角質剥離や約1か月の乾燥があり得ます。成分事実、メーカー説明、臨床的に確認できる範囲を分けて解説します。

「ローマピンクで黒ずみは消える?」「皮むけはない?」「FDA承認という説明は本当?」と調べている方へ、先に結論をお伝えします。

ローマピンクは、唇や乳輪、外陰部などに専用セラムを塗布し、ホームケアを続ける美容施術です。 色調の変化を感じる方はいますが、黒ずみが消える、必ずピンク色になる、効果が数年続くとは保証できません。

また、現行の公式案内には、7〜10日前後の角質剥離、約1か月の乾燥、3か月のアフタークリーム使用が記載されています。「皮むけなし」「ダウンタイムほぼゼロ」という理解は正確ではありません。

この記事では、公開情報から確認できる成分事実、メーカー説明、臨床的に確認できる範囲を分け、料金、リスク、国内承認状況まで整理します。

TL;DR: ローマピンクは色調ケアの選択肢ですが、製品固有の独立臨床試験は確認できません。皮むけ、乾燥、刺激、炎症後色素沈着の可能性と、長いホームケアを受け入れられるかが判断のポイントです。

ローマピンクとは|施術内容を先に確認

ローマピンクジャパンの公式案内では、次の流れが示されています。

  • 唇:専用セラムを塗布し、一定時間置いて拭き取る
  • ボディ:複数のセラムを順に塗布し、LEDを併用する
  • 施術後:ワセリンと専用アフタークリームでホームケアを続ける

メーカーは「メラニン除去」「深部への浸透」「2〜3年の持続」などを説明しています。しかし、これらはメーカーによる製品説明であり、独立した臨床試験で確認された効果量や持続期間と同じではありません。

ローマピンクの2段階アプローチの概念図。基底層のメラニンへの働きかけと、真皮コラーゲンへの働きかけをメーカー説明に基づき示す図(独立臨床試験による確認ではない)
メーカー説明に基づく2段階アプローチの概念図です。基底層のメラニン、真皮のコラーゲンへの働きかけをメーカーが説明していますが、独立した臨床試験で効果量が確認されたものではありません。
剥離型ピーリングと浸透型(ローマピンク)の違いを皮膚断面で比較した図。剥離型は表皮を削る方向、浸透型は成分を真皮まで届ける方向に働きかける(メーカー説明に基づく概念図)
剥離型は表皮を、浸透型(ローマピンク)は真皮まで届くとメーカーは説明しています。いずれもメーカー発表に基づく概念図で、独立した臨床試験で効果を確認したものではありません。

成分事実、メーカー説明、臨床的に確認できる範囲

区分今回確認できた内容注意点
公開された成分情報公式サイトはボディセラムにヒアルロン酸Naやアロエベラ葉エキス、アフタークリームにナイアシンアミドやα-アルブチンなど一部成分を掲載施術用セラム全体の全成分と濃度は公開ページだけでは確認できない
メーカー説明植物由来セラム、メラニンへの作用、LEDによる浸透、長期持続などを説明製品コンセプトであり、患者さんでの有効性を示す独立比較試験とは分ける
臨床的に確認すること色調、乾燥、赤み、痛み、皮むけ、炎症後色素沈着の有無同じ照明や角度で写真を残し、自然経過やホームケアの影響も含めて評価する

既存の紹介記事で見られる「コウジ酸配合」「2層式リキッド」といった説明は、今回確認した現行公式公開ページだけでは施術用製品の全成分や仕様として検証できませんでした。当院では実際に使用する製品ラベルとロットを確認し、施術前に成分をご説明します。

効果はどこまで期待できる?

検索意図に直接答えると、色調変化を感じる可能性はありますが、変化の大きさ、最適回数、持続期間を確立した製品固有の独立臨床データは確認できません。

唇や乳輪、外陰部の色はもともと個人差が大きく、次の要因でも変わります。

  • 遺伝的な色調
  • 摩擦、乾燥、剃毛
  • 湿疹やかぶれなどの炎症
  • 炎症後色素沈着
  • ホルモン変化
  • 感染症や皮膚疾患

「元の色」「理想のピンク色」という基準は人によって異なります。施術前に同じ照明で写真を撮り、どこまでの変化を目標とするか、医師と現実的にすり合わせます。

急に色が変わった、左右差が強くなった、出血、潰瘍、しこり、強いかゆみがある場合は、美容施術より先に皮膚科や婦人科等で診断を受けてください。

皮むけ、ダウンタイムとアフターケア

ローマピンク公式の施術案内では、次の経過が示されています。

  • 施術後6時間は水濡れを避ける
  • 7〜10日前後で角質が剥がれることがある
  • 乾燥感が約1か月続くことがある
  • アフタークリームを3か月間使用する
  • 外陰部施術後は4日間、性行為を避ける
  • レーザー脱毛等とは間隔を空ける

したがって、ダウンタイムがほとんどない施術とは言えません。 赤み、ヒリつき、皮むけ、かさぶた状の変化、乾燥、かゆみ、アレルギー反応、炎症後色素沈着などが起こる可能性があります。

剥がれかけた皮膚をこすったり無理にはがしたりすると、炎症や色素沈着の原因になります。実際のケアは当院からお渡しする指示を優先し、強い痛み、水疱、びらん、腫れ、感染を疑う変化があれば早めに受診してください。

向いている可能性がある人と慎重に判断する人

候補になり得る人

  • 唇や乳輪、外陰部などの色調を美容目的で整えたい
  • 皮むけや長いホームケアを理解したうえで検討できる
  • 期待できる変化の限界を含めて診察で相談したい

延期や慎重な判断が必要な人

  • 施術部位に傷、湿疹、強い乾燥、炎症、感染がある
  • 妊娠中や授乳中、または妊娠の可能性がある
  • アボカド、ザクロ、カモミールなど製品関連成分にアレルギーがある
  • ケロイド体質、重度の敏感肌、治療中の皮膚疾患がある
  • レーザーやピーリング、アートメイク等の施術直後
  • 医師が施術より先に診断や治療が必要と判断した

「デリケートゾーン専用」「天然由来」という表現だけで安全とは判断できません。

料金はいくら?

当院の主な税込料金は以下です。

部位税込料金
165,000円
乳輪と乳頭220,000円
ビキニラインと外陰部275,000円

料金は変更される場合があります。専用ホームケア製品の費用、再施術時の料金を含む最新の総額は予約時に確認してください。

FDA認証と国内承認はどう考える?

ローマピンクジャパンのサイトには「FDA認証」という表現があります。ただし、今回確認した公開ページだけでは、何の制度に基づく登録や認証か、登録番号は何かを特定できませんでした。米国FDAは、化粧品は原則として市販前承認の対象ではなく、施設登録や製品リスティングもFDAによる有効性や安全性の承認を意味しないと明記しています。

そのため、「FDA承認済みだから効果と安全性が保証されている」とは説明できません。

日本国内でも、ローマピンクの美容目的の効能は、承認医薬品や承認医療機器として有効性、安全性を審査されたものではありません。特許、登録、認証、正規品という言葉と、治療効果の公的承認は別です。

自由診療とリスクについて

  • 本施術は自由診療で、公的医療保険は適用されません。
  • ローマピンクの美容目的の効能は、日本国内の承認医薬品や承認医療機器として審査されたものではありません。
  • 使用製品の法的区分、製造や流通の経路、全成分、国内外での規制上の位置づけは施術前に説明します。
  • 主なリスクは、赤み、痛み、ヒリつき、乾燥、皮むけ、かさぶた状の変化、かゆみ、水疱、びらん、アレルギー反応、感染、炎症後色素沈着などです。
  • 色調変化、持続期間、必要回数には個人差があり、効果を保証するものではありません。

まとめ|「浸透」や「長期持続」を事実と決めつけない

ローマピンクは、唇や乳輪、外陰部などに専用セラムを塗布し、ホームケアを続ける美容施術です。メーカーはメラニンへの作用や長期持続を説明していますが、製品固有の独立臨床試験で効果量、最適回数、持続期間が確立しているわけではありません。

公式案内上も、7〜10日前後の角質剥離、約1か月の乾燥、3か月のホームケアが想定されています。色調を必ず変えられる施術ではないこと、刺激やアレルギー、炎症後色素沈着の可能性があることを理解し、診断が必要な症状がないか確認してから検討してください。

参考文献・出典

本記事は以下の公表資料を参照し、当院の診療経験を踏まえて医師が監修しています。

  1. ローマピンク 施術内容・禁忌・アフターケア ローマピンクジャパン / 2026-07-15参照
  2. ローマピンク 公式製品・ブランド情報 ローマピンクジャパン / 2026-07-15参照
  3. Cosmetics Q&A: Why are cosmetics not FDA-approved? U.S. Food and Drug Administration / 2026-07-15参照
  4. 医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書 第5版 厚生労働省 / 2025

よくある質問

Q. ローマピンクはどんな施術ですか?

唇・乳輪・外陰部などに専用セラムを塗布し、部位によってLEDを併用したうえで、専用アフタークリームによるホームケアを続ける美容施術です。「深層へ浸透」「メラニンを除去」といった作用はメーカー説明であり、患者さんでの効果量を示す独立臨床試験の結果とは分けて考えます。

Q. ローマピンクのダウンタイムはどのくらいですか?

公式案内では角質が完全に剥がれるまで7〜10日前後、乾燥感は約1か月続くことがあるとされています。赤み、ヒリつき、かさぶた状の変化、皮むけ、炎症後色素沈着なども起こり得ます。「ダウンタイムほぼなし」とは言えません。

Q. ローマピンクで黒ずみは消えますか?

色調の変化を感じる方はいますが、黒ずみが消える、必ずピンク色になる、効果が数年続くとは保証できません。元の色調、摩擦、炎症、ホルモン、皮膚疾患など原因が異なるため、施術前に診断と現実的な目標設定が必要です。

Q. ローマピンクが向いている方・向いていない方を教えてください。

唇・乳輪・外陰部などの色調を美容目的で整えたい方が候補になります。一方、炎症・感染・傷・湿疹がある方、妊娠中・授乳中の方、使用成分にアレルギーがある方は延期または慎重判断が必要です。急な色調変化、出血、潰瘍、強いかゆみがある場合は美容施術より先に診断を受けてください。

Q. ローマピンクの料金はいくらですか?

当院の税込料金は、唇165,000円、乳輪220,000円、ビキニライン・外陰部275,000円など部位別です。料金は変更される場合があるため、専用ホームケア製品の扱いも含め、予約時に最新の総額をご確認ください。

Q. ローマピンクは何回受けるとよいですか?

メーカーは基本1回とホームケアを案内し、色素が強い場合は再施術を提案することがあります。ただし、最適回数や持続期間を確立した製品固有の独立臨床データは確認できません。初回の経過を見て、追加施術の利益とリスクを判断します。

Q. ローマピンクはFDA承認済みですか?

メーカー側サイトにはFDA認証という表現がありますが、公開ページだけでは制度名や登録番号を確認できません。米国FDAは化粧品を事前承認しておらず、施設登録や製品リスティングも有効性・安全性の承認を意味しないと明記しています。したがって、FDA承認済み治療としては案内できません。

Q. ローマピンクは国内で承認された治療ですか?

ローマピンクの美容目的の効能は、日本国内の承認医薬品・承認医療機器として有効性・安全性を審査されたものではありません。使用製品の法的区分、製造・流通経路、全成分、国内外での位置づけは施術前にご説明します。

気になった方は無料カウンセリングへ

記事を読んでくださりありがとうございます。具体的な施術内容や料金については、無料カウンセリングで医師が直接ご案内します。

奥村瞬

この記事の監修

院長 奥村瞬

Ledian Clinic(レディアンクリニック六本木)

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