オールタイトとオンダリフトの違いは?使い分けを医師が解説 | レディアンクリニック六本木
オールタイトとオンダリフトの違い|狙う層で決まる使い分け
オールタイト

オールタイトとオンダリフトの違い|狙う層で決まる使い分け

読了目安 8分 監修 院長 奥村瞬

オールタイトとオンダリフト(オンダプロ)は、狙う組織の層が違います。脂肪のもたつきと皮膚のゆるみ、どちらが主訴かで向く機器が変わる理由を、両機器を導入する院長が整理します。

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オールタイトとオンダリフトはどちらも切らずに引き締めを目指す機器ですが、熱で狙う組織の層が違います。オンダリフトはマイクロ波(Coolwaves®)で皮下脂肪層に選択的に働きかける設計です。オールタイトは誘電加熱(DLTD®)で真皮から繊維中隔、SMAS層までを温める設計です。この記事では、当院で両機器を導入している立場から、悩み別の使い分けと選び方の考え方を整理します。

狙う組織が違う

オンダリフトオールタイト表皮・真皮繊維中隔皮下脂肪層マイクロ波(Coolwaves®)SMAS層表皮・真皮繊維中隔皮下脂肪層SMAS層選択的に加熱皮下脂肪層のみ脂肪のもたつきに多層を同時に加熱真皮〜繊維中隔〜SMASゆるみ・ハリ低下に
オンダリフトは皮下脂肪層に選択的に働きかけ、オールタイトは真皮から繊維中隔、SMAS層までを同時に温める設計。狙う組織の層が異なる。

オンダリフトはマイクロ波(Coolwaves®)で水分子を振動させ、皮下脂肪層に選択的に熱を届ける設計です。フェイスラインのもたつきや二重あごの原因となる皮下脂肪そのものに熱を届けるのが中心的な働きです。

一方でオールタイトは誘電加熱(DLTD®)を用います。真皮の中〜深部、繊維中隔(肌を支える組織)、SMAS層までを1回の施術内で同時に温める設計です。脂肪層そのものは主要なターゲットではなく、皮膚のハリや輪郭を支える組織側に働きかけます。

つまり「脂肪の量」に働きかけるのがオンダリフト、「皮膚の支え」に働きかけるのがオールタイト、と整理すると理解しやすくなります。

仕組みの違い

両機器はどちらも切開や注入を伴わない非侵襲の熱エネルギー機器ですが、加熱方式が異なります。オンダリフトはマイクロ波、オールタイトは誘電加熱(DLTD®)を採用する仕組みです。

項目オンダリフトオールタイト
加熱技術マイクロ波(Coolwaves®)誘電加熱(DLTD®)
主なターゲット層皮下脂肪層真皮 / 繊維中隔 / SMAS
主な目的脂肪への働きかけ、引き締めシワ改善とリフトアップ
照射ヘッドPocket / Shallow / Deepを部位で使い分けFractional / Rubbingを部位で使い分け

オールタイトのアプリケーターは2種類あり、医師が部位と悩みに応じて使い分けます。Fractionalはピンポイントで真皮層からSMAS層に熱を届ける設計です。目周りのシワや頬のたるみ、ほうれい線、フェイスラインなど皮膚の薄い部位やシワが集中する部位に向きます。Rubbingはヘッドをスライドさせながら広範囲に誘電加熱する方式です。Vラインや二重あご、あご下、小顔輪郭形成、頬のハリなど面のエリアに向きます。

オールタイトは多層を同時に狙う設計です。メーカー(Innoxus社)提供の比較データによると、RF単体やHIFU単体と比べて痛みが少ない設計とされています。ただし、体感には個人差があります。

悩み別の使い分け

脂肪のもたつきが気になる場合

頬からあごにかけての輪郭がぼやけて見える、いわゆる「フェイスラインのもたつき」が気になることがあります。二重あごのように脂肪の存在が主な原因と考えられる場合もあります。こうした場合は、皮下脂肪層に選択的に働きかけるオンダリフトが候補です。当院のオンダリフト(オンダプロ)については仕組みの解説記事効果の解説記事も参考にしてください。

皮膚のゆるみやハリ低下が気になる場合

肌のハリが落ちてきた、輪郭の支えがゆるんできたと感じる場合や、シワそのものの改善を目指す場合があります。こうした場合は、真皮から繊維中隔、SMAS層まで温めるオールタイトが候補です。詳しい仕組みはオールタイトとは?で解説しています。

両方が気になる場合

脂肪のもたつきと皮膚のゆるみの両方が主訴になっているケースも少なくありません。この場合、狙う層が異なる2つの機器を組み合わせる設計が検討されることがあります。当院は両機器を導入しているため、診察でどちらの要素が強いかを確認したうえで、単独か組み合わせかをご提案できる点が強みです。

痛みとダウンタイムの比較

項目オンダリフトオールタイト
痛み温かさ〜熱感程度(皮膚が薄い部位ではやや強め)メーカー(Innoxus社)比較データでは少ない設計とされる
麻酔基本不要基本不要
施術後の赤み数時間〜当日中に落ち着く傾向数時間〜半日で落ち着くことが多い
メイク当日から可能(肌状態による)当日から可能

どちらも麻酔なしで受けられる設計で、施術中の刺激は温感程度にとどまることが多い施術です。ただし、痛みや赤みの出方には個人差があるため、施術中に気になる場合は遠慮なく申告してください。

料金の考え方

オールタイトの料金はショット数で決まります。単発と3回コース(10%OFF)があり、部位や悩みの範囲によって選ぶショット数の目安が変わります。

ショット数単発(税抜/税込)3回コース(税抜/税込)
100shot¥20,000(税込¥22,000)¥54,000(税込¥59,400)
200shot¥32,000(税込¥35,200)¥86,400(税込¥95,040)
300shot¥40,000(税込¥44,000)¥108,000(税込¥118,800)
400shot¥50,000(税込¥55,000)¥135,000(税込¥148,500)

料金は単発1回の目安です。適応や照射部位は診察で確認します。

オンダリフト(オンダプロ)は初回トライアル¥20,000(税込¥22,000)から用意しています。部位や回数による総額の詳細はオンダプロの施術ページでご確認ください。

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両方を導入している当院での診察の流れ

当院ではオールタイトとオンダリフト(オンダプロ)の両方を導入しています。どちらか一方に決めて相談に来る方もいれば、「どちらが合うか分からない」という段階で相談に来る方も少なくありません。

診察では、まず悩みの原因が脂肪寄りなのか、皮膚のゆるみやハリ低下寄りなのかを確認します。そのうえで、単独施術が適しているか、時期をずらした組み合わせが適しているかを個別にご提案します。機器名だけで判断せず、狙う組織の層と悩みの原因を照らし合わせる進め方です。

リスク・注意事項

オールタイトとオンダリフトはどちらも医療機器で、効果や経過には個人差があります。施術後に軽度の赤みが出ることがあり、まれに軽度の腫れや内出血、熱感、乾燥感が生じることがある点に注意が必要です。稀なケースとして色素沈着や水疱形成が起こる可能性もありますが、適切なパラメーター設定で回避を図っています。

「Alltite(オールタイト)」は医薬品医療機器等法上の承認を受けていない未承認医療機器であり、本治療は自由診療です。製造販売業者Innoxus Inc.(韓国)より、国内正規代理店を経由して入手しています。誘電加熱(DLTD®)技術を用いた国内承認医療機器は現時点で存在せず、同種の効能や効果を目的とした国内承認医療機器としては、高周波(RF)治療機器や高密度焦点式超音波(HIFU)治療機器があります。

諸外国の安全性情報としては、Alltiteは韓国食品医薬品安全処(MFDS)の承認取得済みの機器です。韓国およびアジア圏で複数の臨床使用実績があります。メーカー資料および臨床文献に基づき、現時点で重篤な副作用の報告は確認されていません。

臨床データとして、Yi et al.(JPRAS Open, 2026)によるアジア人女性32名を対象とした試験があります。追跡期間8週間、対照群のない単群前後比較試験です。ほうれい線の重症度スコアは平均35.5%、マリオネットラインは平均26.9%改善したとされています。施術中の痛みはVAS平均0.4/10で、重篤な有害事象の報告はありませんでした。ただし、対照群のない小規模かつ短期間の試験であり、結果の解釈には限界があります。

※ 個人輸入により入手した医薬品・医療機器による健康被害については、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

まとめ

オンダリフトとオールタイトは、どちらも切らずに引き締めを目指す機器ですが、狙う組織の層が異なります。オンダリフトは皮下脂肪層に選択的に働きかけ、オールタイトは真皮から繊維中隔、SMAS層までを同時に温める仕組みです。脂肪のもたつきが主訴ならオンダリフト、皮膚のゆるみやハリ低下、輪郭のぼやけが主訴ならオールタイトが候補になります。両方が気になる場合は、組み合わせも一案です。

当院は両機器を導入しているため、悩みの原因を診察で確認したうえで、どちらが合うか、あるいは組み合わせが必要かを率直にお伝えします。まずは無料カウンセリングで現在の状態と選択肢を確認してください。

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参考文献・出典

本記事は以下の公表資料を参照し、当院の診療経験を踏まえて医師が監修しています。

  1. Yi et al., JPRAS Open, Vol.49(2026) JPRAS Open / 2026
  2. Innoxus Inc. Innoxus Inc.

よくある質問

Q. オールタイトとオンダリフトは併用できますか?

併用の可否は肌状態や施術間隔によって判断されます。狙う組織の層が異なるため、脂肪のもたつきと皮膚のゆるみの両方が気になる場合は、時期をずらして組み合わせる設計が検討されることがあります。詳しくは診察でご相談ください。

Q. どちらを先に受けるべきですか?

決まった順番はありません。フェイスラインのもたつきなど脂肪由来の悩みが強い場合はオンダリフトから、皮膚のハリ低下や輪郭のぼやけが主訴の場合はオールタイトから検討されることが多いですが、最終的には診察で悩みの原因を確認したうえで判断します。

Q. 両方を受ける場合、間隔はどのくらい空けますか?

肌の反応や施術部位の重なりによって異なるため、一律の目安はありません。当院では両機器を導入しているため、施術後の肌状態を確認しながら次回の時期を個別に案内しています。

Q. 痛みやダウンタイムに違いはありますか?

オールタイトはメーカー(Innoxus社)提供の比較データにおいて、従来のRFやHIFUよりも痛みが少ない設計とされています。オンダリフトも温かさから熱感程度の刺激にとどまることが多く、両機器とも麻酔なしで受けられる設計です。ダウンタイムはどちらも軽度の赤みが数時間から半日程度で落ち着く傾向とされていますが、経過には個人差があります。

Q. どちらも初めてで迷っています。まず何を基準に選べばいいですか?

気になっている悩みが「脂肪のもたつき」なのか「皮膚のゆるみ・ハリ低下」なのかを整理すると選びやすくなります。判断に迷う場合は、無理に自己判断せず診察で悩みの原因を確認することをおすすめします。

この記事で紹介した施術

オールタイト

誘電加熱DLTD®で真皮層からSMAS層までを同時にケアし、引き締まりを目指す施術です。

通常 40,000円(税込44,000円)

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オンダプロ

マイクロ波でフェイスラインや頬まわりの引き締まり感を目指す施術です。

初回 20,000円(税込22,000円)

通常 22,600円(税込24,860円)

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奥村瞬

この記事の監修

院長 奥村瞬

Ledian Clinic(レディアンクリニック六本木)

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