顔の脂肪吸引の失敗・後悔パターンと予防法 | レディアンクリニック六本木
顔の脂肪吸引の失敗・後悔パターンと予防|凹凸・取りすぎ・左右差を医師解説
小顔・輪郭形成

顔の脂肪吸引の失敗・後悔パターンと予防|凹凸・取りすぎ・左右差を医師解説

読了目安 10分 監修 院長 奥村瞬

顔の脂肪吸引で後悔につながりやすい凹凸・取りすぎ・左右差などのパターンと、起きる理由、予防のポイント、気になる症状が出たときの考え方を医師が解説します。効果・経過には個人差があります。

結論:顔の脂肪吸引で後悔につながりやすいのは、凹凸、取りすぎによる頬のこけ、たるみの顕在化、左右差、拘縮や硬さが長引くケースの5つです。これらは吸引する層やデザイン、吸引量の判断、皮膚の質が関わって起こるとされ、適応の見極めと術式選択、術後の圧迫固定などのケアによって起こりやすさが変わります。この記事では、それぞれのパターンがなぜ起こるのか、予防のために確認したいポイント、気になる変化が出たときの考え方を医師の視点で整理します。効果・経過には個人差があります。

顔の脂肪吸引を検討していると、「失敗したらどうしよう」「凹凸が残ったらどうしよう」という不安が先に立つ方は少なくありません。「取りすぎて頬がこけた」「左右差が気になる」といった声を見聞きして、なかなか施術に踏み切れずにいる方もいるでしょう。

顔の脂肪吸引という施術そのものの仕組みや適応、シリンジ法との違いは顔の脂肪吸引とは?で解説しています。この記事では、実際にどのような変化が「失敗」「後悔」につながりやすいのか、その理由と予防のポイントに絞って整理します。

顔の脂肪吸引で後悔・失敗につながりやすい5つの変化

顔の脂肪吸引で「失敗した」と感じる変化には、いくつか共通したパターンがあります。ここでは代表的な5つを整理します。

皮膚表面の凹凸

吸引した部位の皮膚表面に、なめらかさを欠いた凹凸が触れたり見えたりする状態です。軽度であれば触れないと分からない程度のこともあれば、正面から見て陰影が目立つ場合もあります。

吸引する層が浅い部分に偏ったり、部位ごとの吸引量にむらがあったりすると、皮膚の下の脂肪の厚みが不均一になり、表面に凹凸として現れやすくなります。皮膚の弾力が弱い部位では、吸引後に皮膚が脂肪の減った分になじみきらず、凹凸として残ることもあります。

むくみが引く前の一時的な凹凸は、組織が落ち着く数週間から数か月の間に目立たなくなることも珍しくありません。一方で、時間が経っても凹凸がはっきり残る場合は、施術を受けたクリニックに相談することをおすすめします。

取りすぎによる頬のこけ・老け見え

頬など、もともとハリを支えていた皮下脂肪を必要以上に吸引すると、頬がこけたような印象になり、実年齢より老けて見えることがあります。

頬の脂肪は輪郭をふっくら見せるだけでなく、皮膚の下からハリを支える役割も持っています。丸みを減らしたい気持ちがある一方、吸引量の判断を誤ると、支えに必要な脂肪まで取りすぎてしまうことがあります。

頬は加齢による脂肪量の変化も重なりやすい部位のため、少なめの吸引量から様子を見る判断が予防につながります。こけが気になる場合、脂肪組織そのものは元に戻らないため、ヒアルロン酸などで容量を補うかたちの相談になることが一般的です。

脂肪を減らしたことで目立つたるみ

脂肪を吸引したことで、それまで内側から皮膚を支えていた体積が減り、皮膚のたるみやゆるみが以前より目立つようになることがあります。

皮膚の弾力がもともと低下している場合、脂肪という内側からの支えがなくなることで、隠れていたたるみが表面化しやすくなります。この影響の出方には、年齢や肌質によって個人差があります。

たるみが主な原因と考えられる場合は、脂肪吸引ではなく糸リフトやハイフなど別の施術のほうが適していることもあります。カウンセリングで脂肪とたるみのどちらが主因かを見極めることが、予防の第一歩です。

術後の左右差

吸引した部位の腫れ方や仕上がりの厚みに左右差が生じ、鏡を見るたびに気になってしまうケースです。

顔はもともと完全な左右対称ではなく、脂肪の付き方にも個人差があります。加えて、施術中の吸引量のわずかな差や術後の腫れ方の違いによって、一時的な左右差が生じやすくなります。

術前からの左右差を医師と共有し、仕上がりのイメージをすり合わせておくことが予防につながります。腫れによる左右差は経過とともに目立たなくなることが多いため、まずは数週間の経過を見ることが一般的です。

長引く拘縮・硬さ

施術部位の皮膚や皮下組織が硬く感じられたり、つっぱるような感覚が続いたりする状態です。

脂肪を吸引したあとの組織には、創傷治癒の過程でコラーゲンなどの線維成分が増える時期があり、これが皮膚や皮下組織の硬さとして触れることがあります。圧迫固定の方法や期間、個人の治癒過程によって、硬さの出方や続く期間は変わります。

術後の圧迫固定を指示どおりに行うことが、硬さを和らげる助けになります。多くは数週間から数か月かけて徐々にやわらいでいきますが、強い痛みを伴う、範囲が広がるなど通常の経過と異なる様子があれば、早めに相談すると安心です。

なぜこうした変化が起きるのか

ここまでの5つの変化には、共通していくつかの要因が関わっています。

  • 吸引する層:皮下脂肪は浅い層と深い層に分かれており、浅い層を吸引しすぎると凹凸が出やすく、深い層を中心に吸引すると滑らかな仕上がりを保ちやすいとされています
  • デザイン:部位と部位の境目で吸引量を急に変えると段差が生じやすくなるため、境界をなだらかにつなぐ吸引のデザインが凹凸や左右差を防ぐポイントになります
  • 吸引量の判断:脂肪を取れば取るほど良いわけではなく、頬のように容量がハリに関わる部位では、必要な脂肪を残しながら余分な分だけを吸引する適量の見極めが必要です
  • 皮膚の質:皮膚の弾力や厚みには加齢や体質による個人差があり、同じ吸引量でも皮膚がなじみやすい方となじみにくい方がいます

とくに吸引量の判断は、取り残しと取りすぎのどちらに傾いても望ましくない変化につながりやすい要因です。

脂肪吸引の吸引量と起こりやすい変化を示す対応図
吸引量が少なすぎると変化を感じにくく、多すぎると凹凸や頬のこけ、左右差のリスクが高まる。ちょうどよい適量の見極めが、自然な変化につながる。

適量の見極めは、脂肪の厚みだけでなく、皮膚がどれだけ収縮できるかという皮膚の質も踏まえて判断する必要があります。この判断には診察での触診や経験が影響するため、医師によって見立てが分かれることもあります。

後悔を防ぐためにできること

後悔につながる変化の多くは、事前の見極めと術後のケアによって起こりやすさを下げられます。予防のポイントを3つに整理します。

  • 適応をきちんと確認する:脂肪の量・部位・皮膚の質を診察で確認し、脂肪吸引が適しているのか、それとも別の施術のほうが向いているのかを判断してもらうことが出発点です。脂肪ではなくたるみが主な原因の場合、脂肪吸引だけでは望む変化が得られないことがあります
  • 目的に合わせて術式を選ぶ:まとまった変化を求めるか、ダウンタイムを短くしたいかによって、カニューレ法とシリンジ法のどちらが向くかは変わります。両者の違いは顔の脂肪吸引とは?で詳しく解説しています。脂肪吸引以外の選択肢も含めて比較したい方は顔の脂肪を「減らす」3つの選択肢小顔整形の選び方もあわせてご覧ください
  • 術後のケアを指示どおりに行う:圧迫固定は腫れや内出血を抑えるだけでなく、皮膚が脂肪の減った分になじむのを助け、左右差や凹凸の出方にも関わります。指示された期間・方法を守ることが、仕上がりを安定させる土台になります

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術後に気になる変化が出たときの考え方

術後に気になる変化があっても、その多くは組織が落ち着く過程で見られる一時的なものです。ただし、なかには早めに相談したほうがよいサインもあります。次の表を目安として確認してください。

気になる変化経過観察でよいことが多い状態相談を検討したいサイン
凹凸むくみが引く数週間〜数か月の間に目立たなくなってくる数か月経っても凹凸がはっきり残っている、悪化している
頬のこけ施術直後はむくみが引く過程で一時的に強く見えることがある数か月経っても老け見えが強く、気になり続ける
たるみ軽度のゆるみは皮膚がなじむにつれて落ち着くことがある明らかなたるみが持続し、気になる状態が続く
左右差腫れが引く数週間の間は差が目立ちやすいが徐々に軽減する腫れが完全に引いた後も明確な左右差が残る
硬さ・つっぱり感数週間〜数か月かけて徐々にやわらぐことが多い強い痛みを伴う、範囲が急に広がる、熱感や赤みが続く

※経過には個人差があります。表はあくまで一般的な目安であり、心配な変化があれば自己判断せず、施術を受けたクリニックに相談することをおすすめします。

カウンセリングでの適応判断に対する当院の考え方

当院では、院長・奥村瞬が診察を担当し、脂肪の量や皮膚の質、ご希望とのバランスを確認したうえで、カニューレ法とシリンジ法のどちらが適しているか、あるいは脂肪吸引以外の施術のほうが向いているかを判断します。吸引量やデザインについても、仕上がりのイメージをすり合わせながら決めていきます。

施術後に想定と異なる変化が気になる場合は、まず施術を受けたクリニックに相談することをおすすめします。当院で施術を受けた方については、術後の診察のなかで経過を確認し、必要な対応について案内します。気になる時点で早めに相談することが、変化に気づいて対応するための一歩になります。

料金

顔の脂肪吸引の代表的な料金の目安は次のとおりです。実際の料金は部位や吸引量によって変動します。

施術対象部位料金(税込)
顔の脂肪吸引(カニューレ法)両頬/あご下¥220,000
脂肪吸引注射(シリンジ法)頬/あご下¥55,000

※価格は目安です。部位の組み合わせなど最新の料金は顔の脂肪吸引の施術ページでご確認ください。シリンジ法の詳細は脂肪吸引注射のページをご覧ください。

このほかに知っておきたいリスク・副作用

ここまで紹介した5つの変化のほかにも、顔の脂肪吸引は外科手技であるため、感染や血腫、神経への影響、塞栓症といった一般的なリスクが伴います。リスク・副作用と禁忌の詳しい一覧は顔の脂肪吸引とは?の「リスクと副作用」の章でご確認ください。妊娠中・授乳中の方や出血傾向のある方など、施術を受けられない場合があります。

まとめ|顔の脂肪吸引で後悔しないために押さえておきたいポイント

  1. パターン:凹凸、取りすぎによる頬のこけ、たるみの顕在化、左右差、拘縮や硬さが長引くケースの5つが後悔につながりやすい変化です
  2. 理由:吸引する層・デザイン・吸引量の判断・皮膚の質が、変化の起こりやすさに関わります
  3. 予防:適応の見極め、目的に合った術式選択、指示どおりの術後ケアが起こりやすさを下げます
  4. 経過観察と相談の目安:多くの変化は組織が落ち着く過程で見られますが、長引く・悪化する場合は早めの相談がおすすめです

当院では院長・奥村瞬が診察を担当し、脂肪の状態や皮膚の質、ご希望のバランスを見ながらカニューレ法とシリンジ法のどちらが適切かをご提案します。失敗や後悔を避けたいという気持ちも含めて、気になる点はカウンセリングでご相談ください。

※本記事は医師監修のもと作成しています。効果・経過には個人差があります。施術の適応・リスクは診察でご確認ください。妊娠中・授乳中の方、施術部位に感染・炎症がある方、出血傾向・凝固異常をお持ちの方は施術をお受けいただけない場合があります。

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よくある質問

Q. 顔の脂肪吸引で失敗しやすいのはどのようなケースですか?

一般的には、皮膚表面の凹凸、取りすぎによる頬のこけ、たるみの顕在化、左右差、拘縮や硬さが長引くケースなどが後悔につながりやすい変化として報告されています。吸引する層やデザイン、吸引量の判断、皮膚の質などが関係するとされ、事前の適応の見極めと術後のケアで起こりやすさが変わります。効果・経過には個人差があります。

Q. 脂肪吸引で凹凸ができるのはなぜですか?

吸引する層が浅い部分に偏ったり、部位ごとの吸引量が均一でなかったりすることで生じるとされています。皮膚の弾力が弱い部位では、脂肪を吸引した後の皮膚がなじみにくく、表面の凹凸として現れることもあります。適応の見極めと丁寧なデザイン、術後の圧迫固定が予防のポイントです。

Q. 脂肪を取りすぎると老けて見えるのは本当ですか?

頬など皮下脂肪がハリに関わる部位で吸引量が多すぎると、頬がこけたように見え、実年齢より老けた印象につながる場合があるとされています。必要以上に脂肪を減らさない吸引量の判断が重要で、カウンセリングで皮膚の質や脂肪量を確認したうえで施術方針を決めます。

Q. 施術後にたるみが目立つようになるのはなぜですか?

脂肪を吸引すると内側から皮膚を支えていた体積が減るため、もともと皮膚の弾力が低下していた方では、たるみが相対的に目立ちやすくなることがあるとされています。皮膚の状態を診察で確認し、脂肪よりたるみが主な原因と判断される場合は、糸リフトなど別の施術を検討することもあります。

Q. 顔の脂肪吸引後の左右差はどのくらいで落ち着きますか?

施術直後から数週間程度は腫れ方の左右差が出やすい時期で、多くは経過とともに目立たなくなっていきます。腫れが引いたあとも明らかな左右差が残る場合や、期間が経っても変化がない場合は、施術を受けたクリニックに相談することをおすすめします。効果・経過には個人差があります。

Q. 施術後に硬さやつっぱり感が長引くときはどうすればいいですか?

術後の組織が安定するまでの間、軽い硬さやつっぱり感が数週間から数か月続くことは珍しくないとされています。多くは時間の経過とともに和らいでいきますが、強い痛みを伴う、範囲が広がる、熱感が続くなど通常の経過と異なる様子が見られる場合は、早めに施術を受けたクリニックへ相談すると安心です。

不安な点は、医師に直接ご質問いただけます

記事を読んでくださりありがとうございます。痛みやダウンタイムなど気になる点は、無料カウンセリングで医師が一つひとつお答えします。どうぞお気軽にお声がけください。カウンセリングのみのご参加も歓迎しております。

奥村瞬

この記事の監修

院長 奥村瞬

Ledian Clinic(レディアンクリニック六本木)

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