ボトックス注射ガイド|部位別の単位の目安と製剤の選び方 | レディアンクリニック六本木

BOTOX GUIDE

ボトックス注射ガイド

エラボトックスの単位から製剤の選び方まで、ボトックスの疑問に答えるコラムをまとめました。

ボトックス注射は、悩みの原因と製剤を分けて選びます

ボトックス注射は、ボツリヌストキシンという薬で、神経から筋肉へ動くよう伝える信号を一時的に抑える治療です。眉間や目尻の表情じわ、エラの張り、小鼻や口角、ガミースマイルなど、筋肉の動きが見た目に関わる場所に使います。永続的な治療ではなく、時間とともに少しずつ元の状態へ戻っていきます。効果の出方や続く期間には個人差があります。

このページは、当院のコラムをボトックスのテーマでまとめた入口です。「エラボトックスは何単位?」という疑問から、製剤の違い、韓国で受ける場合の確認事項、肌の浅い層に打つマイクロボトックス、小顔の他の施術との比べ方までを扱っています。

同じ「エラが張って見える」でも、原因は一つとは限りません。噛む筋肉の咬筋が発達している場合はエラボトックスが候補になります。一方で、骨格が張り出している、頬や顎下の脂肪が多い、皮膚がたるんでいる場合は、筋肉の働きを抑えても希望する変化につながらないことがあります。肌表面のテカリや毛穴が気になる場合は、筋肉ではなく浅い層に打つマイクロボトックスという使い方もあります。

選ぶ順番は、悩みの原因、注射する部位、使う製剤と単位数の順です。単位は製品ごとに決まった値で、違う製剤の同じ数字を同じ作用とはみなせません。製剤名を伏せたまま単位数だけで他院と比べると、判断を誤りやすくなります。当院の料金表の単位も、推奨される量ではなく料金プラン上の目安です。エラの「両側50単位」は左右を合わせた量で、片側に50単位ずつ打つ意味ではありません。

当院ではアラガン社製(国内承認)と、韓国製のボツラックスとコアトックス(国内未承認)を扱っています。同じ部位でも製剤によって料金が変わります。国内で承認されている適応は眉間や目尻の表情じわなどで、エラへの使用は適応外使用にあたります。製剤の承認状況、適応外であること、リスクについては、診察で医師が説明します。

当院で相談するときは、気になる場所と、残したい表情や頬のふくらみを先に教えてください。診察で医師が筋肉の状態を触れて確かめ、原因に合う施術、製剤、単位数、見積もりを順に説明します。以前にボトックスを受けた日と部位、製剤名、持病や服薬、妊娠や授乳の予定があれば、そのときに伝えてください。説明を聞いたうえで、その日に決めずに持ち帰って考えて構いません。

エラボトックスの単位を調べて来た方は、このページの「エラボトックスは何単位?」の表を先に見ると、部位ごとの単位がひと目で分かります。

UNITS

エラボトックスは何単位?部位別の単位の目安

当院の料金表で、エラボトックスは両側50単位です。この50単位は左右を合わせた量で、片側ずつの量ではありません。両側50単位前後が一つの目安で、咬筋がうすめの方は少なめ、噛みしめが強く咬筋が厚い方は60単位以上になることもあります。

単位数は料金プラン上の目安で、推奨される投与量ではありません。咬筋の発達具合、左右差、これまでの治療歴、使う製剤を見て、医師が量を決めます。

単位は製剤ごとに決まった値で、違う製剤の同じ数字を同じ作用とはみなせません。単位数だけで他院と比べず、製剤名と、左右合計かどうかをそろえて確認してください。

エラへの使用は、国内承認の適応外使用です。製剤の承認状況、適応外であること、リスクは診察で医師が説明します。

当院の料金表に載っている部位ごとの単位(左右ある部位は左右合計)
部位料金表の単位
おでこ、眉間10単位
目尻両側10単位
目の下両側5単位
小鼻、口角、あご(梅干し)、ガミースマイル、バニーライン、人中5単位
エラ両側50単位
側頭筋(食いしばり)両側50単位
肩、脇、唾液腺、手のひら両側50単位
ふくらはぎ両側100単位

単位数は料金プラン上の目安で、推奨投与量ではありません。製剤、筋肉の状態、施術範囲により必要な量と料金が変わります。スキンボトックスなど、この表にない項目は料金表でご確認ください。

COST & RISK

費用と主なリスク

このページで紹介している施術は、すべて自由診療です。公的医療保険は使えません。

料金は製剤や施術の範囲、回数で変わります。当院では全メニューの料金を料金表に載せています。表示料金の対象範囲や、麻酔などの追加費用は、診察で確認します。

施術ごとの主な副作用やリスクと、回数の目安
施術主な副作用やリスク施術の回数の目安
ボトックス赤み、腫れ、内出血、痛み、肩のだるさや重さ、一時的な筋力低下、左右差、アレルギー反応などが生じる場合があります。4〜6か月に1回程度です。
ヒアルロン酸注入一時的な腫れ、内出血、痛み、違和感が出て、腫れは数日、痛みや違和感は数日から1週間、内出血は1〜2週間ほどで落ち着きます。まれにしこり、凹凸、アレルギー反応、感染の可能性があり、ごくまれに血管閉塞や壊死などの重い合併症のリスクがあります。医師と相談して決めます。1回で入れきらず、なじみを見てから足すこともできます。
HIFU赤み、腫れ、むくみ、筋肉痛のような痛み、押したときの鈍痛、火傷、神経損傷、しびれなどが生じる可能性があります。半年に1回から1年に1回が目安です。
糸リフト腫れ、内出血、痛み、つっぱり感、左右差(数日から2週間ほど)、感染、糸の露出、アレルギーなどが生じる場合があります。医師と相談して決めます。
オンダリフト(オンダプロ)赤み、軽度の腫れ、痛み、熱感、むくみ、圧痛、火傷、色素沈着、水疱形成、神経障害、左右差が生じる可能性があります。顔は1〜3回、体は4〜5回が目安です。

効果や持続期間には個人差があります。この表は診察の代替ではありません。適応、リスク、期待できる変化は、医師の診察で一緒に確認します。

未承認医薬品・医療機器に関するご説明

このページでご紹介している施術のうち、次の施術では医薬品医療機器等法上の承認を受けていない医薬品・医療機器を使用する場合があります。施術ごとに、以下の情報をご案内します。

ボトックス(表情筋ケア)

ボツラックス(Botulax)、コアトックス(Coretox): 国内未承認の医薬品等

本治療では、医薬品医療機器等法上の国内承認を受けていない医薬品・製剤を使用する場合があります。厚生労働省「医療広告ガイドライン」に基づき、以下の情報をご案内します。

  1. 1. 国内未承認医薬品等であること

    本治療で使用する場合がある「ボツラックス(Botulax)、コアトックス(Coretox)」は、医薬品医療機器等法上の国内承認を受けていない医薬品・製剤を含みます。

  2. 2. 入手経路

    当院では本製剤を「Hugel, Inc.(ボツラックス)、Medytox, Inc.(コアトックス)(韓国)」の製品として、医師の責任の下で個人輸入しています。

  3. 3. 国内の承認医薬品等の有無

    同一成分・同一目的の国内承認医薬品等が存在しない場合があります。

    同種の目的で用いられる国内承認医薬品等として、ボトックスビスタ(A型ボツリヌス毒素製剤、アラガン・ジャパン株式会社、2009年1月21日承認。当院で選択できます)があります。

  4. 4. 諸外国における安全性等に係る情報

    諸外国での承認状況: 韓国食品医薬品安全処(MFDS)

    ボツラックスとコアトックスは、日本国内で医薬品医療機器等法上の承認を受けていません。眉間と目尻のしわの治療には、国内承認医薬品であるアラガン製のボトックスビスタを当院で選択できます。ボツラックスは韓国MFDSの承認を受けています。米国では、同じ会社の同じ成分の製剤が別の販売名(Letybo)で2024年にFDAの承認を受けています。ボツラックスという製品としての承認ではありません。コアトックスは韓国MFDSの承認のみで、米国および欧州での承認はありません。個人輸入した医薬品は、製造、品質、安全性が国内承認のものと同等であることが公的に保証されていません。この使用目的については安全性等に係る情報が不足しており、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。健康被害が生じた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

    主要な欧米各国で承認されていない医薬品については、安全性等に係る情報が不足しており、現時点で重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。

※ 本治療に用いる国内未承認の医薬品については、万一健康被害が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

ヒアルロン酸注入

ニューラミス ライト、ニューラミス ディープ、ニューラミス ボリューム: 国内未承認の医療機器

本治療では、医薬品医療機器等法上の承認を受けていない医療機器を使用する場合があります。厚生労働省「医療広告ガイドライン」に基づき、以下の情報をご案内します。

  1. 1. 未承認医療機器であること

    本治療で使用する場合がある「ニューラミス ライト、ニューラミス ディープ、ニューラミス ボリューム」は、医薬品医療機器等法上の承認を受けていない医療機器です。

  2. 2. 入手経路

    当院では「Medytox, Inc.(韓国)」製の本機器を個人輸入で入手し、医師の責任のもと使用しています。

  3. 3. 国内の承認医療機器の有無

    本機器と同一の国内承認医療機器は存在しません。

    同種の効能・効果を目的とした国内承認医療機器として、ジュビダームビスタ ボルベラXC(アラガン・ジャパン株式会社。当院で選択できます)、ジュビダームビスタ ボリフトXC(アラガン・ジャパン株式会社。当院で選択できます)、ジュビダームビスタ ボリューマXC(アラガン・ジャパン株式会社。当院で選択できます)があります。

  4. 4. 諸外国における安全性等に係る情報

    本機器は韓国食品医薬品安全処(MFDS)の承認を取得しています。

    ニューラミスは、日本国内で医薬品医療機器等法上の承認を受けていません。同じ目的で使用できる国内承認医療機器として、当院ではジュビダームビスタのボルベラXC、ボリフトXC、ボリューマXCを選択できます。ニューラミスは韓国MFDSの承認を受けています。米国FDAの承認は受けていません。個人輸入した医薬品や医療機器は、製造、品質、安全性が国内承認のものと同等であることが公的に保証されていません。この使用目的については安全性等に係る情報が不足しており、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。健康被害が生じた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

※ 本治療に用いる国内未承認の医療機器については、万一健康被害が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度をはじめとする国の救済制度の対象外となります。

医療ハイフ(HIFU)

ウルトラセルZi(Ultracel Zi): 国内未承認の医療機器

本治療は、医薬品医療機器等法上の承認を受けていない医療機器を用いた自由診療です。厚生労働省「医療広告ガイドライン」に基づき、以下の情報をご案内します。

  1. 1. 未承認医療機器であること

    本治療で使用する「ウルトラセルZi(Ultracel Zi)」は、医薬品医療機器等法上の承認を受けていない医療機器です。

  2. 2. 入手経路

    当院では「Jeisys Medical Inc.(韓国)」製の本機器を国内の卸売業者経由で入手し、医師の責任のもと使用しています。

  3. 3. 国内の承認医療機器の有無

    高密度焦点式超音波(HIFU)を用いた本機器と同一の国内承認医療機器は存在しません。

    同種の効能・効果を目的とした国内承認医療機器として、高密度焦点式超音波(HIFU)治療機器があります。

  4. 4. 諸外国における安全性等に係る情報

    諸外国での承認状況については、診察時に医師がご説明します。本機器は、日本国内で医薬品医療機器等法上の承認を受けていません。国内未承認の医療機器は、製造、品質、安全性が国内承認のものと同等であることが公的に保証されていません。この使用目的については安全性等に係る情報が不足しており、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。健康被害が生じた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

※ 本治療に用いる機器は国内未承認の医療機器であり、万一健康被害が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度をはじめとする国の救済制度の対象外となります。

糸リフト

糸リフトの糸: 国内未承認の医療機器

糸リフトの糸は国内未承認の医療機器です。国内の卸売業者を通じて入手しています。製造元・国内承認品の有無・諸外国での承認状況は診察時に医師がご説明します。万一健康被害が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度をはじめとする国の救済制度の対象外となります。

オンダリフト

ONDA PRO(オンダプロ): 国内未承認の医療機器

本治療は、医薬品医療機器等法上の承認を受けていない医療機器を用いた自由診療です。厚生労働省「医療広告ガイドライン」に基づき、以下の情報をご案内します。

  1. 1. 未承認医療機器であること

    本治療で使用する「ONDA PRO(オンダプロ)」は、医薬品医療機器等法上の承認を受けていない医療機器です。

  2. 2. 入手経路

    当院では「DEKA M.E.L.A. S.r.l.(イタリア)」製の本機器を国内販売業者経由で入手し、医師の責任のもと使用しています。

  3. 3. 国内の承認医療機器の有無

    Coolwaves®(マイクロ波)技術を用いた本機器と同一の国内承認医療機器は存在しません。

    同種の効能・効果を目的とした国内承認医療機器として、高周波(RF)治療機器、高密度焦点式超音波(HIFU)治療機器があります。

  4. 4. 諸外国における安全性等に係る情報

    本機器は、米国では同型機が「疼痛・筋痙攣の一時的緩和および局所血行の改善等」を適応としてFDA 510(k)クリアランスを取得しており、欧州では製造業者により医療機器としてのCEマーキングが表示されています。ただし、当院で行う美容目的(たるみ・引き締め・部分痩身)の使用は、主要な欧米各国で承認された適応ではありません。この使用目的については安全性等に係る情報が不足しており、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。

※ 本治療に用いる機器は国内未承認の医療機器であり、万一健康被害が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度をはじめとする国の救済制度の対象外となります。

FAQ

よくある質問

エラボトックスは何単位が目安ですか?

両側50単位前後が一つの目安です。当院の料金表の50単位は左右を合わせた量で、咬筋がうすめの方は少なめ、噛みしめが強く咬筋が厚い方は60単位以上になることもあります。必要な量は、診察で咬筋の状態と製剤を見て医師が決めます。

エラボトの「両側50単位」は、片側25単位ずつのことですか?

料金表の「両側50単位」は左右を合わせた量で、片側に50単位ずつ打つ意味ではありません。左右それぞれの量や注入する位置は、咬筋の発達や左右差を診て医師が決めます。診察で見積もりを受け取るときに、左右合計の単位数と製剤名を一緒に確認してください。

韓国のボトックスと、単位数で比べてもよいですか?

単位は製剤ごとに決まった値で、他の製剤の単位とは単純に換算できません。単位数だけで安さや効き方を比べず、製剤名、対象部位、左右合計の単位数、総額をそろえて確認します。韓国で受ける前の確認点は、韓国ボトックスの記事にまとめています。

当院で使うボトックスは、国内で承認された薬ですか?

アラガン社製は国内承認、韓国製のボツラックスとコアトックスは国内未承認の製剤で、同じ部位でも製剤によって料金が変わります。国内承認の適応は眉間や目尻の表情じわなどで、エラへの使用は適応外使用です。未承認の製剤は個人輸入で入手しており、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることなど、承認状況とリスクは診察で医師が説明します。

マイクロボトックスとエラボトックスは何が違いますか?

エラボトックスは咬筋に注入して、筋肉の働きを抑えます。マイクロボトックスは肌の浅い層に薄めた薬を細かく打つ方法で、皮脂や毛穴の目立ち、小じわに使われます。目的が違うため、顔全体に受けてもエラボトックスと同じ輪郭の変化が起こるとは限りません。

エラボトックスで小顔になれますか?

咬筋の発達が顔の横幅に関わっている場合に検討します。骨格や脂肪、皮膚のたるみが主な原因のときは、筋肉の働きを抑えても希望する変化につながらないことがあります。診察で原因を見極めてから、他の施術との組み合わせも含めて相談します。